製造部

製造部

塚本さん

入社6年目

多くの人に見られるものづくり
絶対に面白い

ニッケン刃物に入社した理由

「日本刀はさみ」に
”攻めの姿勢”を感じて入社

入社したのは3年前です。転職を考えていた時期に、ハローワークの求人でニッケン刃物を知りました。そこでホームページを見たら日本刀はさみのクラウドファンディングのことが掲載されていて、その“攻め具合”に興味を持ちました。

僕が知らないだけかもしれませんが、なかなかここまでやっている会社はないですよね?

また、僕自身が関市出身だったので、地元に貢献する・・・というか、地元を代表する産業の仕事をするのも面白いかな、と思ったのも入社の動機です。

現在の仕事について

切れ味を左右する刃付けを担当
試行錯誤して技術を習得

現在は、製造部に所属してはさみなどの「刃付け」を担当しています。協力会社さんで金属の板を刃の形に打ち抜いてもらい、それを1本1本砥石で研磨して、ものが切れるように“刃”をつけます。

加工機のセッティングはもちろん、人間の感覚で調整する部分もあるので、先輩方にしっかり教えてもらいつつ、自分自身でも試行錯誤を繰り返して技術を身につけています。素材や刃の形によりセッティングが全て変わるので、その調整にいちばん時間が掛かります。

後工程で調整もできるので、刃の寸法公差はそこまで厳しくはありませんが、あまり後工程のチームに手間を掛けないように、きっちりとした寸法で刃付けをするぞ、と毎日努力しています。

私が感じるこの仕事のやりがい

自分の手が加わった製品を
お店で見ると本当に嬉しい

砥石の状態や冷却水の水温により、刃が焦げたり線が出てしまったりすることもあります。無駄なく、良い品質で、効率的に作業を行うために微妙な調整を行うのが難しいですね。

工業用の固いものを切るはさみの刃は、板も厚く素材も堅いので特に調整が大変です。でも、その分、正確な寸法が一発で決まった時には、達成感・やりがいを感じます。それに、当社の商品は自分が作ったものがそのままお店に並びます。自分が手を加えた製品が一般消費者に届くというのは、単純に嬉しいです。

ものづくりは本当に難しいけれど、やっぱり面白いと思います。何よりもいざ製品として完成・お店に並んでいるところを見ると本当に嬉しいです。

私が目指すこと

多くの人に見られるものづくり
絶対に面白い

今後の目標は、刃付け以外にも技術の幅を広げ、今以上に頼りにされるような人材になることです。

当社は自分でも自信を持ってお勧めできるいい製品を作っています。他の大手メーカーにも負けない値段、品質だと自信を持って言えます。

自分も入社前は100円均一のはさみを使っていましたが、入社して自社のはさみを使用した時、その切れ味、切りやすさの「違い」に驚きました。思わず購入して身内に配ったくらいです。

たくさんの人に見てもらえるものづくり、絶対面白いですよ。

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